ぽかぽかの陽だまりと、桧の無垢床のぬくもり、スキップフロアののびやかな開放感に満たされたKさん邸。こだわりの木『TOKYO WOOD』をふんだんに採り入れながら、最上階まで吹き抜けた階段を軸に、4層のフロアを重ねた立体的かつ一体感のある空間設計は、まさに注文住宅ならではの醍醐味です。実はこのKさんのお住まいは、建築家であるお父様の設計をベースとしています。大切なご子息のために一生懸命考えられたプランを小嶋工務店が大切に引継ぎ、カタチにさせていただきました。
ご結婚を機に、憧れの一戸建てを持とうと検討をはじめたKさんご夫婦ですが、理想は“ナチュラルで落ち着いた家”だったそうです。「もともと私の実家が木造の一戸建てで、山を身近に感じながら育ったこともあり、自然豊かな場所に木の家を建てて住みたいなと漠然と考えていました」と奥様。木の家づくりが得意な建築会社をピックアップしていた際に、当社と出会いました。「小嶋工務店さんの立川モデルハウスを見学したのですが、木のぬくもりある雰囲気がまさに理想とピッタリ。イメージ通りの家を予算内に叶えられると、その時確信しました。」また、おふたりのペースに合わせた担当営業の対応も、決め手のひとつに。「急かされることがなかったので、納得いくまでじっくり検討することができました。土地も同時に探していたのですが、小嶋工務店さんは地元密着の企業なので、そのネットワークを活かして多摩エリアに強い不動産会社を紹介してくれました。とても頼りになりましたね。」
当社のサポートのもと、自然にほど近く、かつ利便性の良い土地を購入されたご夫婦ですが、建坪20坪台という限られた空間をいかに工夫して、ご希望のゆったり落ち着いた間取りにするかが課題に。そこでお父様が提案されたのは、縦方向の空間を活かして床面積を増やす“スキップフロア”のプランでした。さらに、隣家と隣家の間、ちょうど景色が抜けている隙間も見逃さず、その方向にたくさんの窓と吹き抜け、スケルトン階段を設けて、明るさとさらなる開放感をプラス。「この案をブラッシュアップして、キッチンを対面にしたり建具を造作したりと、より暮らしやすく、実際に施工できるように仕上げてくれたのが小嶋工務店さん。父の設計を使ってほしいという私の依頼に嫌な顔ひとつせず、柔軟に対応してくれたおかげでこの家を創り上げることができました。」
ほかにも、Kさんがこだわった和室をはじめ、家族が自由に使える2つのワークスペースや、ランドリールームを兼ねた広い洗面室、食品や飲料水をストックできるパントリーなど、ご夫婦の希望を漏れなく採用。「気密・断熱性、耐震性などの住宅性能も優れていて、冬も夏もエアコン一台で快適に過ごせています。インテリアは木の風合いに合うように、コーディネーターさんからいろいろ提案をいただきました」と、笑顔のご夫婦。「今一番気に入っている過ごし方は、リビングのソファに寝転んで天井を見上げて、開放感を満喫することです」とKさん。「冬にリビングの窓を開けても、陽が当たって暖かくとても居心地がいいんですよ。私も子どもものんびり過ごしていますね」と、奥様もにっこり。おふたりの幸せそうなご様子に、こちらもほっこりと優しい気持ちになりました。
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