「きなり」とは手を加えていない素のままという意味で、自然に親しみ木育をすすめる園の思いを表しています。木育とは、「自然(森)との関わりや木のものづくりを通じて、子どももおとなも心地良く暮らしていくための、心と身体を育む活動」です。遊具や家具など木を多く保育に取り入れるだけでなく、植物の栽培や森での野外活動を通じて、子どもたちに森林や自然環境の大切さを学んでもらっているそうです。今回の保育園の建築は小嶋工務店のTOKYO WOODの考え方とも親和性があり、東京の森とつながる保育園が誕生しました。保育園の活動には、TOKYO WOODの材料を供給してくださっている林業会社“東京チェンソーズ”によるワークショップや、木育体験のカリキュラムも用意しており、まさに子どもの頃から木に触れて感受性を豊かに育む、そんな素敵な保育園となっています。