月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
アーカイブ
窓
2016.09.13
暦の上では秋なのですが、
週末まで雨が続くそうです。
まるで梅雨に逆戻りしみたいですね。
体感モデルの窓際から外を眺めて
そう思いました。
ところで、ソーラーサーキットの家の窓
エクセルシャノンのシャノンウインドⅡというのですが、
どのような窓か性能を最近知り、驚いています。
このとおり何の変哲もない窓ですが、
サッシが樹脂でできています。
サッシとは窓のガラスが嵌められた
フレームの部分ですが、材質はアルミであることが多いです。
一方、樹脂はアルミに比べて熱が伝わりにくい性質で、
その性能はアルミの1000分の1。
熱を通しにくいということは、
夏暑いとき、外の熱を室内に通しにくいということになるし、
冬寒いとき、暖房で暖めた室内の熱を外へ逃がしにくい
ということになります。
樹脂かアルミか、
それだけの違いで断熱性に格段な違いが出るのですね。
シャノンウインドⅡの秘密はこれだけではありません。
表面からはよくわかりませんが、
サッシには2枚のガラスが嵌められています。
この構造を複層ガラスと呼びますが、
通常ガラスとガラスの間には一定数の空間が
12mm設けられています。
このスペースに乾燥空気を注入することで、
熱の通りを和らげる工夫が為されているのです。
それが、シャノンウインドⅡの場合は
ガラスとガラスの間が16mm。
(このスペースが広ければそれだけ断熱性が増します)
そこへ、空気と比較して熱の伝わりやすさが30%低い
アルゴンガスという気体を注入し、
さらに断熱性を高めた造りになっているのです。
実は家の中で一番熱の出入りが激しい場所は
窓だと言われています。
その割合はなんと70%
窓次第で室内環境が左右されると言っても
過言ではない気がしますね。
かなり細かい場所に焦点をあててしまいましたが
このことを知ったときは壁の断熱性に気を使っても
窓が無防備ではもったいないと思ってしまいました。
ソーラーサーキットの家では
暖房・冷房に頼りすぎることなく
室温を適度に保つ為に、
このような工夫がされていたのですね。
販売企画部 佐藤彩香