一覧に戻る
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12国立の桜 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

アーカイブ

立川第一展示場ブログ

サクラサク

2016.04.03

夜桜

皆様こんにちは。

東京では桜が満開で、正に今が見頃ですね。

お花見にはもう行かれましたでしょうか?

 

お花見とは、どんな花でも良いという訳ではなく、桜でなくては意味が無いと思うのは

私だけではないと思います。日本人にとって、桜はただの花ではなく特別な花ですよね。

「お花見」は日本人独特の風習として、海外でもよく知られています。

今回は、お花見の起源、日本人が惹かれる理由(説)などについて少し調べてみました。

 

~日本人は何故桜を愛するのか?~

・その歴史は古代の神話以前まで遡る(という説がある)そうです。

八百万の神様の中に、山や田畑の神様である「サ」神が存在していました。

神様が鎮まる座を「クラ」というそうで、サ神がその根元に鎮座したとされる木を

「サクラ」と呼ぶ様になったそうです。

サ神を信仰する古代の人々は、桜の木に供え物をして豊作を祈り、宴を催したことでしょう。

この習慣や遺伝子が、現代人である私達にまで受け継がれ、日本人が無条件で桜を好む理由になった

のでは?という説。

 

・その他よく耳にする話として、パッと見事に咲き誇り、散りいく時の潔さ。

散り際の潔いところが、日本人の感性、価値観に合致する。

散り際の一瞬の価値を、桜の花の散り際と重ねている考え方で、武士道にも通じるという説。

 

・桜の花は樹木の花には珍しく、花が下に向かって開くということに気付かれていましたか?

太陽に向かって咲く樹木が多い中で、桜の木は下向きに花を開かせます。

私達人間に向かって咲いてくれる優しい木であり、我々日本人はその花に親しみを感じ

身近に感じるという説(そう感じる感性が素晴らしい!)

個人的には、この穏やかな考え方に一票を入れたいと思いました。

 

今日は生憎の空模様でしたが、気温が低かった為花の見頃はまだ続きそうです。

仕事の帰りにでも、優しい木に会って来ようかと思います。