10年先のスタンダード

おはようございます、小嶋です。

昨日の富士山は綺麗でしたね、山全体が一気に真っ白になり冬到来を感じさせる絵柄でした。冬が近づくと弊社の体感住宅のご予約はおおくなりますが、来年は新しい体感住宅を建築し更に進化した弊社の温熱環境を体感して頂きたいと思います。

話は変わりますが、好きだったコメディ番組『フレンズ』に出ていたチャンドラー（マシュー・ペリー）の訃報が入り、昨晩は元気だった頃の映像を見てしまいましたね、6人組の10年に亘るドラマでしたが愛嬌たっぷりの演技は何時も笑わせて頂きました。数年前再度集まったメンバーの中で元気が無いなと感じましたが、私より一つ年下の54歳で辛く、もう6人が揃う事はないかと思うと残念でなりませんでした。マシューのご冥福を心からお祈りいたします。



さて、昨日は新宿にあるリクシルのショールームにお呼ばれし見学してきました。昔（昭和55年基準）の家、現在一番建築される？（平成28年度基準）の家、そして新しく設けられた温熱等級7の断熱体感をさせて頂きました。一番驚いたことが0℃の空間を作り上げ、驚く金額を投じて維持していることでした。一年を通して冬と夏場の断熱性能を比較できる事は、初めて建築される方の取っては解りやすく、建築屋であればさほど感動はしない事でも、肌で感じる素晴らしさは企業努力の賜物だと思いました。

等級6/7はエネルギーコストが増え続ける我が国において不可欠であり、イニシャルに掛けるかランニングに掛けるかという問題以前に、健康（根拠ある）について説明している所は素晴らしいと感じました。人は年齢と共に血管年齢も性能が劣化し、元に戻る事はないのが現代です。血管の収縮が起きやすい状態が住宅内の温度差にある事は、20年以上前から弊社でもお伝えしてきましたが、室内温度差を出来る限り0に近付かせる住宅は、人の健康において大切であると感じます。



私達が目指す所は『無暖房の家』室温18℃の世界は、未だ日本では造られていません。

等級7（HEAT20　G3）の世界でも無暖房状態では16℃前後、当然ZEH基準や平成28年度基準では10℃～13℃前後以上の性能はありますし、現在弊社で一番作られているG1～G2グレードでは前途のZEH基準よりはるかに性能は優れています。何故、G1～G2が多いのかと言えば建築コストが上昇する中コストバランスが良く、ZEH基準や温熱等級4（平成28年度基準）よりは電気代が半分ぐらいになるからです。

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今回、新たに建築する体感住宅は未来に向けたチャレンジです。使用する断熱材、開口部等、全てを見直し、10年先のスタンダードモデルを作り上げたいと思います。本当のゼロエネルギーハウスを、まだまだ時間は掛かりますが皆で考え必ず成し遂げたいと思います。

[embed]https://youtu.be/4cFsrklnL2w[/embed]

令和5年11月18日には今年最後のTOKYOWOODバスツアーを開催させて頂きますので、お気軽に参加してください。

お申し込みはこちらから、お申し込みくださいませ。

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