私の師匠であるクロス屋さん

こんにちは、小嶋です。

今朝は暖かいですね、富士山が綺麗に見えていて爽やかな一日になりそうですね。相変わらず花粉の飛散は辛いですが、今日は台東区で建築予定のお客様の見積もり作成と、取材があるので頑張っていきたいと思います。



（今日も美しい富士山）

さて、今日公開の動画ですが、私が20歳の時からお付き合いさせて頂いている、オサム内装表具店の小野さん親子について制作してみました。

オサム内装さんとは、まだハウスメーカーの下請けの会社で現場監督をしていた時に知り合い、現場の段取りのイロハを私に叩き込んでくれた職人さんです。当時は私も生意気な時期でしたから業者さんに言われるとプイっとしてしまいましたが、オサムさんは私に次の工程をこうしたら皆が施工しやすいから小嶋もやってみてくれと物静かに諭され、その時初めて業者さんの言葉に耳を傾けた事を思い出します。



オサムさんに言われたことを実践すると、現場もスムーズに進行し、職人さん達とも少しづつ会話が弾むようになりました。

20歳から25歳くらいまでの現場管理でしたが、今でもその時の経験は私の宝物のように思っています。

20年近く前、弊社の内装工事の出来上がりに納得がいかず、その時オサムさんに無理言って現場に来て頂き、当時の建設部長に下地の作り方を変えてほしいと依頼した時から、またお付き合いが始まりました。

『クロスは下地だ』クロス屋がどんなに努力しても、大工さんの下地が悪ければ綺麗に仕上がらない。俺たちもパテ作業は人より時間を掛けてやっている、だから職人全員の意識改革が必要だと話して頂き、その一言から弊社のCIS研修（職人さん研修会）がスタートしました。腕がいいが口が悪い職人、現場が汚い職人、具体的な例をいくつも上げて皆で、弊社の現場を展示場にしていこうと声を上げて頂いた姿は、感謝しかありませんでした。今は息子の滋くんも立派になり、親父さんを凌ぐ力量になりました。

お互い年を取りましたが、まだまだ若い者には負けない様に努力していきたいと思います。

そんなオサムさんの動画是非ご覧ください。

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今迄、沢山のクロス屋さんを見てきましたが、私の中では『天下一』のクロス屋さんです。下地を作るときは本当に素敵な音を奏でますので、皆様見に来てください。

次回の動画は『音』について取り上げたいと思います。

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