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社長ブログ

TOKYOWOODの次のステージ

2021.06.04

こんにちは、小嶋です。

朝から雨と風が激しくいよいよ梅雨本番となりましたね。

梅雨時の現場監督は本当に大変ですね、若い世代が増えてきているですが、本当に皆がんばってくれていて、感謝の気持ちでいっぱいです、梅雨が明ける頃には感染症がおさまる事を期待して、日々頑張りたいと思います。



(茨城県神栖市で建築中の大規模木造住宅断熱工事中です。)

さて、木材ショックに揺れる建築業界ですが、ここ数が月検討していたTOKYOWOOD普及協会の製材規模の拡大が具体的になってきました。

お陰様で第53期(創業56年)の3Q(第三四半期)17棟のお仕事を頂き、来期は大きく飛躍できそうです。財務体質も創業以来一番状態が良くなり、老朽化した本社屋や設備機器を改修、新規購入する事が出来ました。地元の工務店として安定した財務体質と良質な住宅供給体制を目標に、この10年励んできましたが、次のステージとして、東京の木材の更なる安定供給と温熱環境を更に向上させた住まい造りの実現に向けて、力を注いでいきたいと考えています。



(美しい山を保つのは林業家の日々の努力)

ここ数年、地産地消が叫ばれ、ただ単に地元の無垢材を使用すればという考えが広がりましたが、これから先の10年は、永続的に続けられる地産地消のネットワーク+住宅性能の更なる向上を目標として、TOKYOWOOD普及協会のメンバーと形にしていきたいと思います。



(工場を美しく保つのは、運営者の心がけ一つ)

一番の課題は、横架材の供給です。

現在の海外市場の動向による価格変動を受け、様々な建築会社が国産材にシフトし始めていますが、現在の国内の製材工場の力量に過度な生産を依頼すれば、必ずしっぺ返しを受ける事になり、最終的にはお客様にご迷惑をお掛けしてしまう事に必ずなるでしょう。

様々な国内の製材所を見れば、工場の汚さ、納品遅れは日常茶飯事等、力量に伴わない状態が大半であり、この木材ショック時に今まで築き上げたブランドを毀損する危険が多々あり、当協会でも更に気を引き締めていきたいと考えています。



(木材に新しい価値を生み出すのは、若い世代の柔軟な考え方が必要)

東京の山に貢献し良質な住宅を供給する。

第二ステージ目標では、新しい製材工場を中嶋理事長と共に造り、最新型の加工機や測定器を導入し、安定した東京の木材の活用をしTOKYOWOOD普及協会を更に発展させていきたいと思います。秋には第一弾の最新型の機会が導入され、横架材についても独自のブランドを造りたいと思います。



解き放たれた若い世代のパワーが本当に楽しみです。

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