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社長ブログ

木材高騰その2

2021.04.15

こんにちは、小嶋です。

今日は花粉の飛散が凄いですね、空気清浄機を全開でまわしていますが、鼻がムズムズして集中力を保つのに大変ですね、薬を飲んではいるのですが、改善しない状況は本当に辛いものです、夕方ぐらいにザっと一雨欲しいと心から願ってしまいます。



(茨城県神栖市で建築中の大規模木造住宅の建て方作業が始まりました)



さて、昨日はTOKYOWOOD普及協会の組織変更と会則改訂を行いましたが、その時にも外来材の高騰が日に日に悪化している事が話題になりました。今日も、プレカット業者の崎山さんが来社され、木材の高騰以前に輸入材が市場から無く、特に2×4工法に使用する材は全く輸入が止まり、辛い状況ですと報告を受けました。



3月からTOKYOWOODの中嶋理事長に依頼し、羽柄材の確保を市場で知って頂いたり、主要木材は東京の木を使用し、製品にするまで手間の掛かる天然乾燥を用いている為、在庫についてはまだ問題はありませんが、外来材が手に入らない建設業者が挙って国産材にシフトした為、地方材も枯渇する状況になり、住宅業界では現在『材木ショック』と言われる状況で、上昇幅も5%は当たり前で、中には20%以上上昇と話す材木業者もあり、混乱は年内は続くと予想されています。



以前、トイレ等住宅設備部材が外交上の理由で枯渇したことがありましたが、今回も状況は似ており感染症拡大でダメージを受けた建築業界にとっては、ニュースでは取り上げられていないパニック状態となっています。元来日本の輸入材の規定は、他国に比べて厳しく定められており、厳しい木材の規定と安価な木材を要求する日本が嫌われてしまった様に感じます。



大手ハウスメーカーでは、受注調整をはかる等、着工調整を行っている状況との事ですが、国産材には光が当たるのではと感じています。



4/25に開催される木材市場でどのような状況になるか、確認しに行きたいと思いますが、TOKYOWOOD普及協会の専務理事である、田中林業の田中社長曰く、外来材がダメだから木を切ってくれと言われても、木は切れませんし、山を馬鹿にしていると少しお怒り気味でした。



山側と常に話し合い、山を大切にして東京の循環型モデルを造り上げる。一時の騒動であたふたしないように、これからもTOKYOWOODの仲間と連携していきたいと思います。

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