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平らな場所は本当に幸せなんですね!
2017.03.15
おはようございます、小嶋です。
今朝も曇り空が一面に広がっていますね、予報で出ていた雪は無いようなのでホッとしましたね。
さて、昨日は檜原村から五日市、日の出にお邪魔して来ました。
前々回のTOKYO WOOD普及協会の会合で議題に上がった、FSC認証を受けた田中林業の田中社長が切り出した原木と、東京チェンソーズの青木社長が切り出した檜材が、沖倉理事長の土場に搬入されると聞き、4月末から発売する商品の強度試験、臭気試験の日程等打ち合わせに行って来ました。
最初にお邪魔したのは檜原村の時坂にある、東京チェンソーズの本社でした。
青木社長が現在売出を考えている『ほそまっちょ』という60年生の檜材を確認させて頂いたのですが、目詰りがよく、香りも強く、レコード盤のような年輪に惚れ込んでしまいましたね。
材を割り板目も見させて頂きましたが、大壁に使うのは少しもったいない感じがしましたが、4/22に開催するバスツアーで5棟~7棟分確保できるという事なので『TOKYO WOODの檜~ほそまっちょ~』として売出したいと思います。檜原村の山でもそんなに数は伐採できそうにありませんが、私が気に入るぐらいですから、必ずお客様もいいと必ずいって頂けると思いますから、最初は私の知り合いの方の建替えにお勧めしたいと思います。
『ほそまっちょ』が実際どれだけあるのか、それ以外の材はどうなのか青木社長に連れられて更に山頂に行きましたが...
革靴で...まさか山の中に連れていかれるとは思わず、息は上がるし足はプルプルして吊りそうになる等、現場にいた吉田班長や佐田さんに笑われないように、必死に青木社長の後を追いましたが、正直勘弁してくれと心で叫んでしまいました。
(写真を撮ることも出来ない道の無い伐採された枝の山を革靴で歩くのは、でこぼこの氷の上を歩いているようでした。)
その後、更に山頂を奥深く行き、以前お話した天空の貯木場に行って来ました...
正直、自分で運転していた時は、少し恐いかなとガードレールも無い崖道をひたすら走っていきましたが、助手席は恐いのなんのって(汗)
直ぐ横は崖、ハンドル操作を間違えると命は無いという状況に、山頂についた時は、手汗をかいていましたね(笑)正直、写真撮るの忘れていましたから...
青木社長との打ち合わせを終えた後は、五日市の駅前にある、秋川木材協同組合の事務所で、森未来の金久保専務と4/22に開催するバスツアーの打ち合わせと、新商品の打ち合わせをしました。
最近、打ち合わせの時、必ず横文字が飛び交う秋川木材協同組合の事務所ですが、以前からは考えられないぐらい若返りましたね、意味が解からず、え、と聞き返す事が多く、まいりました(笑)
金久保君との打ち合わせを終えた後は、あきる野市にある沖倉理事長の所へ行きました。
先ほどの青木社長の山から搬入された原木を確認しにお邪魔して来たのですが...
しかし8年前にお会いした時からお爺ちゃんだなあと感じていたのに、83歳になってもまだ黙々と皮を手で剥いている姿に、しばし見とれてしまいましたね...自分が83歳の時は...考えるのやめますゾッとしまいた(笑)
皮むきの風景に見とれていると、沖倉理事長が手を止めて来てくれ、東京チェンソーズが伐採した原木と、田中林業から搬入された原木の説明をしてくれました。
いいよ、この木
(皆様どうです、いい檜でしょう、思わず頬ずりしてしまいましたw)
(TOKYO WOOD小金井分譲地で伐採された樹齢100年のケヤキ、天然乾燥してもう直ぐ一年になります。あと少しで家具として販売する予定でいます。)
バスツアーで販売をする原木の置き場等の打ち合わせをした後、現在理事長が取組んでいる、積み木を拝見し、現在5月上棟のお客様に使う天然乾燥の状態も確認して沖倉製材所から、原木市場に向かいました。
25日に開催される市に向け原木の仕分けが進んでいましたが、私が今回訪れた目的は、FSC認証材である田中林業の田中惣一社長が伐採された檜と杉を確認する為です。
雨に濡れて先ほどみたいな色になっていませんが、いい香りがしていて製材するのが楽しみになりました。
(田中林業15代目田中惣一社長、熊と遭遇する事何度もあり、対策は片手を噛ませて殴るということですw)
いやしかし、平らな場所は本当に幸せなんですね、林業は本当に大変だと、あらためて思いました。
バスツアーをどう楽しんで頂くか、貴重な材をどう説明するか考えていましたが、見て頂ければ材の良さは直ぐ解かり、私が説明するまでもないと感じたので、もし家造りを御検討されている方は一度材を見に来てください。
手間を掛け50年、60年の時を経て伐採された私達の拘りを、是非ご覧いただければと思います。
TOKYO WOOD WORKER,Sの4人が御案内させて頂きますので、お気軽に御問合せください。
お問い合わせは、0120-79-5610まで。
ホームページからのお問い合わせは此方からお願いします。→TOKYO WOODバスツアー
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