月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
アーカイブ
短命な住宅寿命を変える研究会
2017.02.19
こんにちは、小嶋です。
金曜日の朝から、福岡で開催された長寿命住宅研究会のセミナーに出席させて頂きました。
『国土交通省 住宅ストック維持向上促進事業』に、弊社も参加している長寿命住宅研究会が採択され、900万円の補助金を頂き、良質な住宅の新たな資産価値算定する仕組みを、金融機関や評価機関の皆様と作成しています。
現在、住宅を評価する仕組みは、築年数が10年から15年で無くなるのが一般的な評価ですが、私達が行っている長寿命住宅供給システム認定を取得し、住宅を適切に維持管理した場合には、20年後も、30年後も資産価値が評価され、ハウスメーカーの建物と一線を帰す業界初の試みとなります。
現在、長期優良住宅の普及率は未だ25%余りで、義務化されていない建設評価(現場検査)を取得した建物を換算すると15%満たない建物しか建築されていないのが現状です。
欧米諸国と比べ、日本の住宅の償却期間は著しく短く、優良な建物とそうでない建物に対して、一般の方が見抜く事が難しく、国が定めた長期優良住宅(2020年義務化)さえ取り入れることが出来ていない建築会社が75%を占め、建設性能評価を含めると大手ハウスメーカーも行っていないのが現状です。
長期の住宅融資を受け、返済を行う方が多い中、完済期限前に住宅の評価は無くなる現状を打破する為に、国土交通省 長期優良住宅先導事業に採択された工務店と日本住宅保証機構、ベターリビング、構造研究所、三井住友海上、各金融機関が集い新たな評価システムを研究してきましたが、完成を目前とし、各都道府県で良質な建物を普及しようと考える、志を同じくできる工務店向けに説明し参加して頂こうと、今回2回目のセミナーを開催致しました。
先月は、東京会場(四谷)で開催し、今回は九州(福岡)での開催となりましたが、24社参加して頂き、大半が参加を表明して頂き、私も少しお役に立てたかなとホッとしています。
現在、長寿命住宅供給システム認定を採択している会社は、弊社を含めて全国で4社だけですが、この高いハードルを共に越えてくる、工務店の仲間を各都道府県で1社から2社集め、ハウスメーカーの考える短命な住宅償却期間や資産価値を変えたいと思います。
来年度完成を目指していますが、この仕組みを採用したいとお考えの方には、補助金が100万円/戸、支給されますので、来年度以降、住宅建築をお考えの方や、工務店の経営者の皆様、お気軽に私まで御問合せください。
お問い合わせは、kikaku@k-kojima.co.jp(長寿命住宅研究会の仕組みまで)
ビス1本、柱1本まで拘る、長寿命住宅研究会の活動を皆様是非応援して頂ければ幸いです。
**************************************************************
~アクセスランキング記事~
1位 TOKYO WOODができるまで①~建築業界の金メダルに挑む~
2位 TOKYO WOODができるまで②~TOKYO WOODはどこへ向かうのか~
3位 『木の香る多摩産材普及拡大事業』に、(一社)TOKYO WOOD普及協会はチャレンジします!
4位 ガイアの夜明け撮影秘話①~放送前夜~
5位 ガイアの夜明け撮影秘話②~私が製作するのはリアリズムの追及~
**************************************************************
~TOKYO WOOD×ソーラーサーキットの家、動画一覧~
☆『TOKYO WOOD×ソーラーサーキットの家』に住まわれている、O様邸の1日を動画で追いかけたショートムービー夏編です。
☆『TOKYO WOODバスツアー檜原村を訪ねて』
☆『着工式 H27/8』