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100年後の価値を求めて
2016.09.17
おはようございます、小嶋です。
今朝は最高のお天気ですね、雨降りが続く毎日が嘘のように晴れてくれましたね。今朝は少し遅めの出社となりましたが、いいお天気だと相棒(まめた)をバルコニーに出せ、喜んで走り回っているので見ていて嬉しくなりますね。
さて、昨日は午後から、『長寿命住宅研究会』の会合が弊社の4階大会議室で行われました。7月に採択された、『国土交通省 平成28年度住宅ストック維持・向上促進事業のうち良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業』のシステム構築の為に皆で議論していますが、長寿命住宅研究会の会員工務店の数は最近増えましたが、やはりシステム構築に集まるのは、もとの『元気会』(長寿命住宅研究会の前身)のメンバーですね(笑)
今回採択された事業作りの大きなテーマは、お引渡時から100年後までの住宅の資産価値を価格で表す根拠を、工務店、日本住宅保証機構、ベターリビング(評価機関)、構造計画研究所(住宅履歴)、各地域の金融機関が集まり採択された補助金を(900万円)を使用して造り上げています。
今まで建築業界は、カタログや本、ホームページ等を見て性能の是非を判断するしかない状況が続き、何が良くてどう違うのかが購入者に解かり辛い状況でしたが、長期優良住宅(性能評価)、BELS、長期優良住宅先導事業等、国の本気度に呼応するように真剣に良質な住宅を建築したいと集まったメンバーが現業をしながら日夜集まり自ら建築する建物の性能の素晴らしさの根拠を造り上げています。
私達の建築する家は、100年後も価値がある。
弊社の会長なら、孫の代まで頑丈な家と言いそうですが、その言葉に根拠を持つ事が私達の世代のやるべき事であり、根拠の無い言葉や、写真や本で惑わされない正直な家造りが今後評価されていくと私達は考えています。
構造の安定は100年後も変わらない、住宅設備機器が消耗する時期を明確にしてメンテナンスして頂く、維持管理していく事で自ら建築した大切な資産である住まいの価値を守り、現在不動産業界で20年後には無価値(解体費があればマイナス資産)となる家の資産価値を正確に算定できる根拠を造り上げたいと思います。
やる事は沢山ありますが、15年後にはこの仕組みが業界のスタンダードとなるように弊社も努力し続けます!
さあ、今日も一日がんばります!
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