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『下町ロケット』
2015.10.20
おはようございます小嶋です。
今日も会社一番乗りの晴れの日を迎えましたね、2日連続で会社一番乗りは気持ちがいいです。
昨日、新卒の面接結果の報告を受けていた時、池田専務から『下町ロケット』というテレビ番組の感想を聞きました。町工場の二代目経営者が会社再建??を成し遂げていくというドラマで面白かったが、あれぐらいの内容なら、うちの会社を題材にしたほうが面白いのにねと笑顔で話していたので、そんなに面白いなら見て見ようかな思い帰宅後見させて頂きました。
『半沢直樹』の原作者と同じ方が脚本を書かれているとの事で...
またもや金融機関とのやり取りを面白く描いていましたが、見ていて一番涙がこぼれてしまったのは、周りの社員から嫌われていた金融機関から出向してきた経理の方のセリフ...
『私はこの会社が大好きなんです!』
会社の代表をしていてこの言葉は、本当に嬉しい言葉...
(夫婦で働いてくれている比嘉部長)
いつだったか、社員全員にアンケートを頂いた時に、建設部の比嘉部長が同じ言葉を書いていてくれ、最近では販売企画の高井部長がお客様に同じ事を話していて嬉しくなった事を思い出しました。
(親子で働いてくれている矢内課長代理)
ドラマを見ていて、阿部 寛さん演じる社長が苦悩し会社を手放す決断をいっ時しましたが、心の中で、一年の時があればあきらめてどうするんだと、役員の端くれの気持ちになってしまいました(笑)
(多摩ブルーグリーン賞 経営部門 優秀賞の祝賀パーティーで笑顔を見せる会長と高井部長、私は苦手なので遠慮しました)
金融機関とのやり取りは面白い所もありましたが、逆を返せば金融機関の上を行く考え方を示せなかっただけの事、彼らも商売をしているし当然先の無い会社に投資はしないですから、怒りは理解できますが、まず彼らから近寄ってくる手法を身につけた方がいいと感じましたね。金融機関は机の上で判断しますし、最早、昔のように担当者の考えなんて無いですし、全ては本部で判定されるスコアシートで決まってしまうのですから。
各言う私も、金融機関の対応に怒り、嘆き、髪の毛が無くらるぐらい悩んだ事もありましたが(池田専務には髪の毛が薄いのは遺伝だと言われましたが(涙))、ようは自分がその程度の経営能力しか無かっただけの事で、その上をいく事が出来なかっただけの事でした。
(多摩ブルーグリーン賞 経営部門 優秀賞を受賞しました、その後4年連続で受賞しました。)
辛い時は、金融機関の人が昨日のテレビなんてものじゃないほど悪魔(怒られるかな笑い)にも見える事がありますが、彼らはただ正直に会社の決算書、資金繰り表を見て上司に言わされているだけの事、そしてその上司も本部に言わされているだけの事。会社の将来と可能性を感じ取り、プラス材料としてみ見てくれるのは、金融機関の貸し出し拡大を行をあげて打ち出している時ぐらいです。そしてその期間が終わり、世の中の大きな出来事(リーマンショック・大震災等)があれば、彼らとの約束なんて一気に良くわからない理由で反故にされてしまいますから...
(おかげ様で創業50年を迎えました。)
それなら大手なら大丈夫なのでは、という方のいますが、過去を見れば、大手のMホームは債務を900億円免除してもらい今がありますし、その小会社の多摩中央Mホームは社員の退職金を40%カットし、社長は自宅を取上げられその会社も無くなってしまいました。また大手のNホームも注文住宅から撤退、もっと前なら殖産住宅、日本電建も業界からいなくなりました。
弊社はこの15年でホンとに強くなったと思います。数々の荒波を乗り越え、荒波が来れば来るほど強くなり、今では何処に出しても恥ずかしくない自慢できる強さを手に入れていると思います。
私はこの『会社を大好きだ』と言ってくれている社員がもっと沢山になるように、今日も面接をして次世代の仲間を増やし『地元で永続的に必要とされる工務店』にしたいと思います!
しかし、このドラマはホンと心臓に悪いです...
もう次回はいいかな...
出来れば家に帰ってくつろいでいる時は、安心して見ていられる『水戸黄門』のようにな内容がほっとします(笑)
さあ、今日も一日がんばります!!