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『クレジット』という単語には無い『信頼』
2015.10.11
こんにちは小嶋です。
今日は朝から来期の予算組みと給与のシュミレーション表を作成しています。
7年前、板橋にある社労士事務所に指導を受けて就業規則の改定をしましたが、更新期を向かえましたので改定をしています。改定するに当たり給与の改定もしていますが、この10年弊社に尽くしてくれた方に少しでも還元しようと頭を悩ませています。ここ10年誰が貢献してくれたのか、今までのデーターを引っ張り出してシュミレーションしていますが、この10年で、働いている方々の力量も大きく変化しましたね...
その中でも、一番大きく成長した社員としてあげるとすれば浅野部長かもしれませんね...
浅野部長との出会いは、平成10年頃だったと思いますが、最初みた時は、丈の短いスーツに白い靴下で、目つきの悪い奴というのが第一印象でしたが、弊社に新入社員として入社してから着実に進化し続け、現在は営業部長として皆を引っ張っていってくれています。
彼が入社して間もない頃、同じくして入社した数人に対して営業研修を行ないました。その時の印象といえば、目つきが悪く、正直、営業なんて出来るのかなと思いました。ただ、私が教える事に一番鋭く質問し、しつこいぐらい納得するまで聞き続けた事だけは今でも覚えています。
その時彼だけに伝えた事は『笑顔が可愛らしい営業や、図面を沢山提案出来る営業は沢山いる、でも資金のプロは少ない、だからお金の知識だけは誰にも負けない営業になって欲しい』と伝えました。何人か入社した中で彼だけは、その言葉の意味をいち早く理解し、自分の物にすべく熱心に吸収していきました。
(浅野部長の笑った姿は、弊社の社員でも年に数度しか見れません)
お土地から購入するお客様、増改築のお客様、相続対策のお客様、お土地を売却するお客様等、様々なお客様を担当し、今では誰にも『お金の知識では負けない』素晴らしい営業になりました。何年前だったか、一度会社を辞めて京都に働きに行くと言われ、止める事も出来ず寂しい思いもしましたが、弊社を退社した後も、事あるごとに電話し、つまらない会話を重ねた事を思い出します。
入社して間もない頃、お城や歴史の話を彼から聞かされ、こうじゃないのと話すと『課長の知識は(当時、私は課長でした)全て漫画からでしょ』っと...
普通新入社員が上司に向かっていいますかね(笑)
正直返す言葉も無く丸一日、幕末から戦国の話を聞いた覚えがあります。正直、幕末の話は興味が無かったのですが、浅野の話を聞いて今では一番好きな時代となってしまいました。ある時は会社を抜け出して、2人で渋谷のNHKの脇にある大河ドラマ等を専門に扱っているお店に行き、大量にビデオを買い込んだ事もありましたが、やはり映像で見るより浅野の話のほうが面白いとその時は思うぐらい歴史には詳しい男です。
退職すると聞いた時餞別??逆かな大量の大河ドラマのビデオを貰い、今でも私の部屋に置いてあります。
浅野が退職してしばらくして、名古屋の工務店さんに勉強しに行く時があり、新幹線の中でお城を探している時、ふと浅野を思い出し、忙しいかなと思いつつもつい電話してしまいました。
『今、新幹線なんだけど名古屋城はどっちに見える?』と聞くと『なんですかいきなり、今、忙しいんですよ』と(笑)ホントに冷たいやつです(涙)
(浅野部長撮影、岡崎??城、娘さんと)
一度電話を切った後、しつこく『掛川の城はどっち?』と電話すると『そっからは見えないですよ』っと更に冷たいお言葉(笑)、そして中々改革が進まない焦りもあり、心から賛同してくれる男が側にいて欲しいと思っていたので、『そろそろ助けに戻ってくれないか』と伝えてみました。そしたら『行っていいんですか』と言葉の返信があり、思わず『頼むから直ぐ来て』っと(笑)
あれからもう10年以上の時が経ち、相変わらずぶっきらぼうな男ですが、弊社にとって掛け替えのない男になってくれました。
(3年前に弊社で建築した浅野部長宅)
これから、弊社は私の次の世代を育てる事に力を注いでいきますが、現在部長職にいる、浅野部長を始め、松野部長、比嘉部長、高井部長の4人は、弊社の次世代を育ててくれる男達です。
(TOKYO WOOD導入の立役者、松野部長、すべては彼のアイディアから始まりました。)
苦難の時を共に耐えしのぎ、心から会社の将来を描いてくれる4人の部長は『クレジット』という横文字にはイメージできない『信用・信頼』がありますね!
(建設部を纏め上げている比嘉部長)
今期の目玉である『電気の地産地消プロジェクト』も、彼らと田中課長が必ず成功に結び付けてくれると確信していますので、弊社の将来が本当に楽しみです!
弊社の株を積極的に購入し、会社を育てようとしてくれる4人は掛け替えのない宝です。
『いい会社ですね』っとお客様からお言葉を頂く機会が増え、私し一人がメディアに取上げられる機会が増えましたが、この4人の部長が記した功績は会社50年の歴史で最高の功績だと思います。
これから、彼らが育て上げる人材がどのようにして『時代にクレジット』されていくのか本当に楽しみです。
さあ、彼らに負けないように午後もがんばります!!