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長期優良住宅のお話
2014.03.10
こんにちは小嶋です。
今年に入って、日本各地に研修会の講師役としてお邪魔しています。
研修の中で各地の工務店の経営者の皆様に、長期優良住宅を施工していますかとお尋ねしています。現在、長期優良住宅が建てられている確率は、25%程度、また建設性能評価まで実施している建物は10%にも満たないとの事です。研修会に出席している工務店の中では、25%どころか1割にも満たない状態でした。
長期優良住宅を採用するには、お金が掛かかりますし建設評価も義務ではない、ですから設備機器等にお金をまわすというのが研修に来られている方のお話でした。
2020年から長期優良住宅は義務化される、6年後には建築できない性能基準をお客様にお勧めするのはプロとして如何なものでしょうかと研修会でお話しています。
弊社では、長期優良住宅は標準であり、2012年に採択された、国土交通省長期優良住宅先導事業はその遥か上を行き柱一本、ビス一本にまでこだわりました。
時代は変わり、住宅の性能も全て根拠が必要です。誰もが暖かい涼しいと唱える家も、本当の性能がどのようになっているのか...
弊社は、これからも国策に則った資産価値の末永く残る家を、地元の木である東京の木(多摩産材)を使って造っていきたいと思います。