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現場日記

長く大事に。磨かれていく民芸家具の魅力

2024.10.21

皆様こんにちは!建設部の城井です。

外を歩くと香り立つ金木犀にようやっと秋が来たな、と感じます。
うだるような夏が過ぎ、やっと活動しやすい季節になりましたよね。

涼しくなったので休日にずっと使っている「民芸家具」の椅子をリメイクしてみました。


曲木の高い背もたれが特徴のこの椅子は私が使い始めて10年くらい経つのですが、その前は母と兄が使っていたので彼此30年以上使い続けています。ペンキや絵の具で汚れててちょっと年季を感じます。
これはこれで味があるのですが、他の「民芸家具」の色と合わせたくて塗装し直してみました。
最近はホームセンターで電動工具を300円くらいでレンタルできるので、気軽にDIYができるのは魅力的ですよね。

研磨と塗装の繰り返しを5回ほど、、、。ついでにキャスターも脚に装着。


元々、工芸的な曲木のデザインも相俟ってなかなか雰囲気のある椅子になりました。

ところで先ほどから繰り返して登場する「民芸家具」という言葉をご存知でしょうか?
民芸家具とは、実用的でありながら使われることによって磨かれていく美しさを兼ね備えている家具のことを言います。大量生産されたものでも曲木の技法が用いれられたり、工芸的で高品質であるのが民芸家具の魅力です。


日本には有名な民芸家具のブランドがいくつかあるのですが、このライティングデスクは北海道民芸家具という家具屋さんのもので、母の代から使い続けて40年くらい経ちます。


キャビネットの扉を開けると机になるという実用的でありつつ、工芸的なデザインをしていて、私のお気に入りです。
引越しをしたり、新居を構えたりすると家具を心機一転新しくしたくなりますが、こういう長く使われ、磨かれていく家具も心惹かれます。

お気に入りの家具を見つけるとそれに合う絨毯やカーテン、照明、間取り等々、、、。考えるのが楽しくなりますよね。
是非、自分のお気に入りの家具、見つけてみてください!