A museum in the forest

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2024.10.14

こんにちは。設計部の竹田です。

秋晴れが涼しく、気持ちの良い朝になって来ましたね。ようやくクーラーとおさらばして、我が家は早くもこたつを引っ張り出してきました(笑)

話は変わるのですが、少し前に東京都の六本木にある国立新美術館に行ってきました。この建物は、日本の5館目の国立美術館であり2007年(平成19年)に建設された地下1階、地上4階の延床面積約49.830㎡の巨大な美術館です。この建物のコンセプトは、【森の中の美術館】として、展示会の開催、情報収集及びその公開・教育普及としています。

設計者は、皆様も一度は聞いたことのある黒川紀章さんです！

この美術館には、常設展がないため、一年を通して様々な企画展が開催されているのが大きな特徴であり魅力です。また館内には、ミュージアムショップ・レストラン・カフェなども併設されています。

波のように湾曲しているガラス窓からは、太陽の光が降り注ぎ館内を明るく透明感のある空間を形成しています。【森の中の美術館】というコンセプト通り館内には、木々や植栽があり緑があふれた開放的な空間になっております。
全階層、木目調のフラットな歩きやすい床、所々吹き抜けがありとても開放的です。あちらこちらに、椅子やベンチがあるので休憩ができる場所が多いのも嬉しいですね！

私が思うこの建物の一番の見どころポイントは2階、3階にある巨大な逆円錐型の空間です。2階はカフェ【サロン・ド・テ　ロンド】、3階はミシュラン3つ星フランス料理店【ブラッスリーポール・ボキューズ　ミュゼ】があり世界に名を馳せるシェフの本格的な料理が食べられます。実際に中でご飯を食べてきました.....ご飯は当然美味しかったのですが、高所恐怖所の私....思った以上に高く少し怖かったです(笑)