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現場日記

健康診断がありました。

2019.11.16

こんにちは、建設部 捧です。

皆さん体調は大丈夫ですか?

日々の細かな体調管理こそが健康維持への最大の近道ですね。

我社でも昨日健康診断がありました。

社員の皆さんもあまり気が乗らない様子で、特に採血に関しては苦手な人が多いようです。

朝から重い雰囲気が漂っておりましたが、必要な検査なので拒否もできないのがまた辛いですよね。

とは言え異常が見つかり再検査ともなればもっと辛いので、多少面倒ではありますが健康維持にはちゃんと気を遣っていきたいですね。

 

 

さて本日は再び現場紹介の方に戻りまして、同じく壁繋がりで「間柱」についてご紹介したいと思います。

間柱とは柱と柱の間に立つ細い柱のことです。一般的な木造住宅の場合では455㎜の間隔で入っています。

  

写真のように、柱と柱の間にはもちろんのこと扉や窓が付くような開口部分にも上部の空いたスペースに455㎜の間隔で入れていきます。

間柱の主な役割は下地の代わりや受材として使われることです。石膏ボードはビスで打ち付けるのですが、その際に間柱を下地代わりにして留めていきます。そして壁下地を付ける時には、その下地を間柱に固定することで壁の一部になるので、間柱は壁下地を固定しその重さを支える受材となるわけです。また、外壁材を張るための胴縁という材料もこの間柱に固定していくので、少し想像しづらいかもしれないですが間柱は胴縁と外壁材の重さを負担する受材にもなります。

 

間柱は地震による力を負担しない為構造上において柱や筋かい程の重要性はないので、間柱と筋かいが交わる部分は筋かいを優先して間柱の方を欠きとります。

  

とは言え地震の力を負担しないというだけで受材として垂直方向の力は負担するので決して構造的に必要ないというわけではありません。

 

 

間柱はよく「構造部材ではないから」と二の次にされてしまいがちですが、その役割はしっかりとあります。

実際に構造部材ではないのかと問われれば定義上は確かにそうなのですが、私的には捉え方次第な気がして微妙なところではあります。

ですが柱や筋かいほどの存在感はないものの、その大きな役目をしっかりと果たす間柱という存在は、なんだか見習わなくてはと思わせられます。

 

建設部 捧