創業までの道程


品質と量産

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量産高品質を目指して

「このままでは会社の信用問題になる、何とかしなければ!」 そんな思いが続いている中、「大工さんが墨付けをしなくても家が建つ」そんな方法があることを耳にしました。早速調べてみると、それは機械(プレカットマシーン)によるものでしたが、まだ現存せず、これから開発するとのことでした。機械は1台8000万円もの高額で、納期まで1年はかかるとのこと。しかし、何としてもこの機械を入手したい気持ちでいっぱいでした。元来、木造の建物は大工さんが墨を付け刻む(キザム)ことで家を建てていましたが、この工法は機械で木材をあらかじめ加工して使用するので、熟練の大工さんでなくても家が建てられるとの事です。当時の弊社が求めていたのは、「自由設計で高精密度のプレカットが出来る機械」。これらの条件で、静岡県の宮川鉄工様にお願いし、数十回に及ぶ打合せと1年の歳月をかけ、弊社で希望する機械を作って頂きました。

大工さんには、建てた後の造作工事の仕事をお願いします」と言うと「俺たちは大工だ、墨付けをして家を造るのが俺たちの仕事だ」との弁。技術力のある大工さん達の言う事なので大変困りました。私も大工職だったので彼らの気持はよく理解できます。しかし、ここまで来て退き返すことは出来ません、高精密度の製品を加工するには、大工さんより機械加工の方が数倍効率が良いと考えて
おりました。
時代の変化の話や、機械加工された製品を見せ、ようやく大工さん達にも納得してもらい機械加工を進めていきました。その時のキャッチフレーズが、「1000分の1ミリの誤差も無い小嶋の加工」当時は他社には出来なかった製品なので、私も自信を持ってお客さんにアピールしたものでした。

15年保証の充実

雪国生まれの私は、新潟での修業時代から木造住宅は50年や100年は使えるものと思っておりましたが、東京に来て建物の
構造があまりにもチャチなのに驚きました。雪国の家は雪の重みに耐えなくてはならないのでとても頑丈です。創業当時から、
丈夫な建物を造るのが私の信念でしたので、「家造りの一番大事な構造部材を、自社工場の機械で加工するということは、
住まいを、自信を持って保証できる。」そんな思いの中、当時、何処のハウスメーカーも行っていない「15年保証書」を更に充実
致しました。お陰様で以後35年間4000棟に及ぶ建物の保証をさせて頂いておりますが、構造体でお客様にご迷惑をおかけした事は一度ございません。丈夫な家造りを常に心がけ、今日まで事故が無く来たことが本当の保証だと思っております。当社で
施工した建物が、今後とも皆様のお城として、末永くお役に立ちます事を念じております。


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